プロの仕事をしていると実感できる インド出身のシャルマさんが挑む、外国人バス運転手への道
日本の運輸業界で、新たな力として注目されている外国人バス運転手。
今回は、愛知県豊田市を中心に地域交通を支える豊栄交通で、バス運転手としての一歩を踏み出したシャルマさん(インド出身・40歳)にお話を伺いました。
整備士からバス運転手へ。
難関の学科試験を突破し、豊栄交通を選んだシャルマさんの情熱と挑戦の軌跡に迫ります。
「想定外」から始まった日本での生活
実は、最初から日本に住むつもりはなかったんです。
兄が日本人と結婚しており、その手伝いをするために来日したのがきっかけでした。
最初は短期間の予定でしたが、日本の安全さや居心地の良さに惹かれ、気づけば名古屋に腰を据えていました。
なぜ「バス運転手」という職業を選んだのでしょうか?
もともと車が好きで、以前は整備の仕事やタイヤショップで働いていました。
でも、タイヤの交換作業は想像以上に体力を使い、将来を考えると「より安定して長く働ける仕事」に就きたいと思うようになったんです。
そんな時、バス運転手という選択肢を知りました。派遣ではなく正社員として、プロの技術を持って働ける点に魅力を感じました。
目の前に立ちはだかった「日本語」と「大型二種免許」の壁

日本でバスを運転するには「大型二種免許」が必要です。取得は大変でしたか?
正直に言って、一番の苦労は「日本語」でした。
日常会話(N2レベル)は問題なくても、試験に出てくる専門用語や独特の言い回しが本当に難しくて……。
1回目: 77点(不合格)
2回目: 88点(不合格)
3回目: 合格!
何度も模擬試験を繰り返し、大量のプリントや本で勉強しました。
頭が痛くなる毎日でしたが、合格した時の喜びは忘れられません。
日本でこれほど大きな車を運転したことがなかったので、最初は怖かったです。
特に私はAT(オートマ)限定免許だったので、マニュアル車のギア操作や坂道発進には苦戦しました。
でも、練習を重ねるうちに少しずつ自分の手足のように動かせる感覚が楽しくなってきました。
「みんな優しい」――豊栄交通で見つけた安心感

数ある会社の中で、豊栄交通の雰囲気はどう感じていますか?
「とにかくみんな優しい」、これに尽きます。
指導員(先生)の教え方がとても丁寧で、こちらの理解に合わせて歩み寄ってくれます。
上司との距離も近く、新人の私でもすぐに馴染める温かさがあります。
このサポート体制があるからこそ、外国人の私でも安心して挑戦できました。
バスの運転は、慣れてくると「めっちゃ楽しい」です!
多くのお客さんを安全に目的地まで運ぶ。その責任感こそが、自分がプロとして働いている証拠だと実感できます。
家族の支えと、これからの目標

ご家族はシャルマさんの新しい仕事をどう応援してくれていますか?
6歳の息子は、私が運転手になるのを楽しみにしていて、「パパ、日本の交通ルールをちゃんと守ってね!」なんて言ってくるんですよ。
妻も「大きな車だから気をつけて」と背中を押してくれています。
家族のためにも、安定したこの仕事をずっと続けていきたいですね。
最後に、これからバス運転手を目指す方へメッセージをお願いします。
一番大切なのは、乗ってくださる「お客さん」を想う気持ちです。
最初は運転も日本語の試験も難しく感じるかもしれません。
でも、あきらめなければ必ずできるようになります。
ぜひ、一歩踏み出してみてください。
シャルマさんの言葉からは、異国の地で「プロ」として認められたいという強い意志と、家族への愛が伝わってきました。
豊栄交通の充実した研修制度と、彼のたゆまぬ努力が結びついた今回のデビュー。
街中でシャルマさんの運転するバスを見かける日が、今から楽しみです。
研修の様子
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