【外国人ドライバー】夢を運ぶブラジル出身のバスドライバー 〜Mさんの体験談〜
今回は、ブラジル出身で現在は日本でバス運転手として働くMさんにお話を伺いました。
母国を離れ、日本で夢を追いかけながら働く彼の姿からは、多くの学びと勇気をもらえます。
「獣医師になるために来日。でも、バス運転手という新たな夢に出会った」

はい。私はブラジル出身で、20年前に日本に来ました。
当初は獣医師になるために勉強をしようと思っていましたが、日本で生活する中で、自分が本当にやりたいことに気づきました。
それが「バスの運転手」という仕事です。大きな車を運転することが昔から好きだったんです。
バス運転手としての日常とやりがい

朝は出勤後に点呼を受け、車両の点検をします。
その後、教習や業務に出発し、途中で休憩を挟みながら1日の運転を終えます。
お客様を安全に目的地まで送り届けたときに、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる瞬間は、何よりも嬉しいです。
それがこの仕事の一番の魅力だと思います。
乗り越えた言葉の壁と交通ルールの違い

もちろんあります。
特に最初は日本語の壁と、交通ルールの違いが大変でした。
日本の大型二種免許の学科試験は、ポルトガル語で受けられる日が限られていて、曜日によっては英語での受験になってしまうことも。
教習所の学科教習は日本語だけだったので、細かなルールの理解に苦労しました。
でも、WEBで翻訳機能を使って勉強したことで、かなり助けられました。
家族と過ごす時間、日本の暮らしの安心感

とても住みやすいです。
日本は安全な国で、子どもが安心して学校に通えるのが嬉しいです。
日本の学校は平和で、子どもを大切にしてくれる環境が素晴らしいと感じます。
休日は子どもと一緒に公園に行って遊び、その後は妻の両親の家で家族とゆっくり過ごします。
景色もきれいで、とても楽しい時間です。
豊栄交通で働く安心感と支え合いの職場

現在の会社で働いてみて、どんな印象を持ちましたか?
とても整った環境で、周囲も優しくて安心感があります。
以前の職場では乱暴な扱いを受けて辛かったですが、今は社員みんなが社内ルールをしっかり守り、お互いに支え合っています。
給与も安定していて、福利厚生も充実しています。
たとえば、自分の車の車検を会社でしてもらえるし、食堂はないですが、食事の補助(QR決済ポイント付与)があるので助かっています。
未来への夢と、これから日本で働く人へのメッセージ

これからのキャリアについて、どんな目標がありますか?
私はずっとバス運転手を続けたいです。
いずれは「エースドライバー」になって、将来的にはこれから運転手になる外国人に、自分の経験や知識を伝えていきたいです。
最後に、日本で働きたいと考えている外国人の方にメッセージをお願いします。
日本で働くためには、日本語を勉強しておくことがとても大事です。
中学生レベルでもいいので、日本語を少しでも話せるようにしておけば、良い仕事に就くことができます。
そして、交通ルールをしっかり守って、安全運転を心がけてください。
バス運転手の仕事は本当に素晴らしい仕事です。
私にとっては、夢のような仕事です。
ぜひ、頑張ってください!
Mさんの言葉からは、日本で働くことのリアルと、そこで得られるやりがいが伝わってきました。
彼のように新たな夢を見つけ、実現に向けて努力する姿は、多くの人に勇気を与えてくれるはずです。
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